色白美人「白オクラ」~ながとの伝統野菜~

山口県の伝統野菜のひとつである白おくら。
普通のオクラとくらべて、断面が丸く、色白でやわらかいのが特徴です。

山口県で7つの系統がありますが、その中でも肉厚で粘りが強い特徴をもつ長門市の三隅系統。味わいがよく、オクラ独特のアクもそれほどなく、生でもおいしく食べられるので、地元でも長年愛されている食材です。

品質の良い、真っすぐで変色のないきれいな白おくらを栽培することはとても手間がかかる作業ですが、生産者は味わいの良い白おくらを皆さんに届けたいとの一心で栽培に精を出しています。

白オクラ生産者 (長門市日置)中野さん

普通のおくらと違い、薄い緑色で大きくなっても硬くならないことも特徴の一つです。

粘りが強く、オクラの代表的な品種「アーリーファイブ」よりも2~3倍高いことがわかっています。

一般的なオクラは、開花して受精すれば、花びらは自然に落ちますが、白おくら(三隅系)は花びらが落ちにくいため、品質のよい白おくらを栽培するには、人の手により取り除かなければなりません。
取り除かなければ、果実の曲がりや黒く変色する原因となるので、大切な作業となります。

手がかかる分、白オクラ一本一本に込める思いは格別です。丹精込めて作られた白オクラの旬は、毎年7月中旬から10月中旬頃です。

最近では、獲れたての新鮮な白オクラを、フリーズドライにして一年中白オクラを食べられる商品も開発されています。
常温で長期保存可能。しかも、味や粘りもそのままで、いつまでも美味しくいただけます。

そのまま輪切りにして、お味噌汁やスープ、うどんなどに入れて、本来の白オクラの食感と粘りをお楽しみください。